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〈消火器〉に関するご質問

Q1.
消火器のラベルにある白・黄・青のマークは何を意味していますか?
A.

消火器はその種類に応じて、白・黄・青の3色のマークを本体ラベルに表示しています。
この3色のマークは、消火器に適応した火災の種類を表しています。

  • 普通火災(木材、紙、繊維などが燃える火災)

    普通火災(木材、紙、繊維などが燃える火災)

  • 油火災(石油類その他の可燃性液体、油脂類などが燃える火災)

    油火災(石油類その他の可燃性液体、油脂類などが燃える火災)

  • 電気火災(電気設備・電気器具などの火災)

    電気火災(電気設備・電気器具などの火災)

Q2.
消火器は何年使用できますか?
A.

消火器にも寿命があります。消火器の種類によっても異なりますので、消火器に表示されている設計標準使用期限をご確認ください。

消火器にも寿命があります。消火器の種類によっても異なりますので、消火器に表示されている「設計標準使用期限」

  • 設計標準使用期限を過ぎた消火器は、劣化が進み、大変危険です。すみやかに新しい消火器とお取り替えください。
  • サビ、腐食、変形などの劣化が生じた消火器は、設計標準使用期限内であっても新しい消火器とお取り替えください。
Q3.
消火器を処分するにはどうすればいいのでしょうか?
A.

不要消火器は通常のゴミとは異なります。ゴミとして捨てたり、放置しないでください。
不要消火器は絶対に使用や分解をしないでください。お求めになった販売代理店または専門業者にご相談ください。
※廃棄処理は有料です。

Q4.
回収された消火器はその後、どうなりますか?
A.

回収された消火器本体は、材質ごと(鉄・アルミ・消火薬剤・樹脂・ゴム)に分解されます。鉄・アルミは、専門リサイクル業者がマテリアル再生原料として使用します。樹脂・ゴムは、「廃プラスチック」として適正な産業廃棄物処理をおこないます。

消火薬剤は、従来は「汚泥」として産業廃棄物とされていましたが、現在は再生し、消火薬剤として使用しています。一部は肥料原料(モリタ1号)として再生利用し、自然に還元しています。

→ 消火器のリサイクルについて
→ モリタ1号

Q5.
なぜ、消火器で火は消えるのですか?
A.

消火器には、下記の4つの消火原理のいずれかが応用されています。

·除去法
燃焼するものをなくすことによって消火する方法です。燃えているガスコンロの元栓を締めると火が消えるのと同じ原理です。
·冷却法
燃焼している物質に水などをかけて消火する方法です。それにより燃えている物質の温度が急低下して、火が消えます。
·窒息法
燃焼している所への酸素(空気)の供給を遮断して消火する方法です。ろうそくにコップをかぶせると、火が消えるのと同じ原理です。
·負触媒(抑制)法
物質が燃えると、連鎖的に化学反応が起こり、燃え広がっていきます。負触媒法は、その化学的連鎖反応をストップさせる消火法です。
Q6.
消火器に使われている薬剤はどんな種類がありますか?
A.

消火薬剤の種類と、適応する火災は下記のようになります。

Q7.
粉末ABC消火器の特長は?
A.

よく知られています粉の薬剤が充填されている消火器です。消火能力(消せる範囲の量)が高く、普通火災(A火災)油火災(B火災)電気火災(C火災)に対応可能です。

Q8.
粉末ABC消火器の種類や大きさや重さは?
A.

粉末消火器には、蓄圧式と加圧式があり薬剤の充填量で3型から200型まであります。(3型・4型・5型・6型・10型・20型・50型・100型・200型)
更に業務用と住宅用があります。大きさや重量は薬剤の充填量に比例し能力単位も上がっていきます。

Q9.
蓄圧式・加圧式とは何ですか?
A.

蓄圧式は本体容器内に消火薬剤と放射圧力源となる窒素ガス(N2)が常時蓄圧されており、圧力ゲージがレバーの横に付いています。

加圧式は本体容器内に消火薬剤が充填されており、加圧用ガス容器が本体容器内に組みつけられています。加圧式には圧力ゲージはありません。

→ 消火器の種類と構造

Q10.
業務用・住宅用は何が違うのですか?
A.

業務用・住宅用の区別は消火器ラベルに記載されています。

業務用は設置義務のある場所への対応消火器で、外観点検や内部点検、水圧点検を受けなければなりません。標準設計使用期限は10年です。

住宅用は点検が不要で、使用期限は5年です。詰替はできません。

Q11.
粉末ABC薬剤の成分は何ですか?
A.

粉末ABC消火薬剤の主成分は、96%が第一リン酸アンモニウム、硫酸アンモニウムで、それらは農作物の肥料としても広く使用されています。

ほかに、添加剤としてホワイトカーボン、シリコン樹脂と着色剤が使用されています。

ホワイトカーボンは歯磨き粉やゴム配合剤に使用されているものです。

Q12.
粉末消火器を放射した後の片付け方は?
A.

ほうきなどで消火薬剤を集め袋に回収してください。

取りきれないものはエチルアルコールで薬剤の撥水性を除き、洗い流したり、濡れた布などで拭き取り願います。

粉末薬剤は粒子が非常に細かいため、掃除機で吸い取った場合に目詰まりする可能性があります。

Q13.
使用後、薬剤が残りました。まだ使用可能ですか?
A.

一度使用すると、中のガスが時間経過で抜け、薬剤を放射できなくなります。

一度使用した消火器については詰替(※)、お買い換えをお願いいたします。

※住宅用消火器は詰替できません。

Q14.
使用温度範囲が+40℃までと記載がありますが、車の中はそれ以上に温度が上がるのでは?
設置してもよいですか?
A.

40℃をこえる高温の場所では、容器内の圧力が高くなり危険をともないます。

安全に使用するため、消火器に表示されている使用温度範囲内の環境に設置してください。

Q15.
消火器を横に倒して設置してもよいですか?
A.

横置きで長時間置かれた状態で放射をした場合、消火器薬剤が出きらず、ガスのみの放射で終える事が起こる可能性があります。消火器は必ず立てて設置してください。

Q16.
業務用消火器を家庭に設置してもよいですか?
A.

ご家庭には軽量で、メンテナンスフリーでお使いいただける住宅用消火器をおすすめしております。

Q17.
訪問販売で消火器を買ったが、領収書がもらえなかった。発行してもらえませんか?
A.

領収書発行を断られた場合等は、消費生活センターや警察へご相談ください。

また、当社では直接の販売及び、訪問販売を行っておりません。当社の名前を騙った訪問販売は、お断りください。

→ 詳しくはこちら

Q18.
カタログ・図面が欲しいのですが、どのように頼めばいいですか?
A.

カタログ・図面等は下記URLよりダウンロードできます。


上記に記載のないものや、印刷物でのカタログをご希望の場合は、製品名、希望部数、送付先(お名前、ご住所、お電話番号)をご記入の上、お問い合せフォーム(https://www.mpa.jp/webp/morita/bt/contact.html)、またはお電話にてご依頼ください。

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〈キッチンアイ〉に関するご質問

Q1.
お酢をベースとは?
A.

「お酢」だけでは消火薬剤として効果は得られません。お酢の成分(酢酸)をベースに他の食品原料を加えることにより、消火薬剤として高い効果と安全性を両立させています。

Q2.
お酢の臭いはどれぐらいですか?お酢の臭いをどうやって抑えたのですか?
A.

非常にマイルドになっていますので、ツーンとくるような刺激臭はありません。

Q3.
なぜ食品原料の成分でつくっているのですか?
A.

食品への使用が認められたものであり、安心してお使いいただける消火薬剤とするために、食品原料成分に着目して鋭意研究し、消火効果のある薬剤を開発しました。

Q4.
カラーバリエーションは?
A.

自転車に使用されるメタリック塗装を施し、ジュエリーカラーと称して2色を用意しています。(エメラルドグリーン・ルビーレッド)

Q5.
消火器は赤でなくてもよいのですか?
A.

一般的な業務用の消火器は、消防法の規定により表面積の25%以上を赤色とすることが決められています。しかし、住宅用消火器については色の規定がなく、自由なカラーにすることができます。

Q6.
どのような理由で使用期限が5年なのですか?
A.

消火器はいざという際に安全に確実にお使いいただく商品です。住宅用消火器は消防法に定める点検義務がないため、より安全確実にお使いいただけるよう5年での交換をおすすめします。

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〈不要消火器の回収〉に関するご質問

Q1.
不要消火器は、誰が回収するのですか?
A.

モリタ宮田工業、および当社の協力運搬業者が回収します。

Q2.
どのような消火器が回収対象となりますか?
A.

一般社団法人日本消火器工業会が環境省から受けている広域認定対象品目となります。
※主な品目は、一般家庭や事業所で設置されている消火器や移動式第3種粉末消火設備などです。説明書や梱包段ボールなどは対象外となります。

Q3.
消火器を処分する際に、法律違反のないように気をつける点はありますか?
A.

不要になった消火器は、事故防止のために、かならずお求めになった販売代理店か専門業者にご相談ください。※廃棄処理は有料になります。

Q4.
下取りした場合の排出事業者はどこになりますか?
A.

下取りをした事業者が、排出事業者です。また、下取りした不要消火器が適正に処理されるよう委託する責任があります。

Q5.
販売店などが、不要消火器を有償で回収することはできますか?
A.

特定窓口でない場合は、違法です。

Q6.
下取り時に運用費用を請求できますか?
A.

回収費、運搬費、処分費などいかなる名称であっても、費用が発生すれば、下取り(無償引き取り)とみなされません。
ただし、新品への交換時に新品代金のみの請求を行い、不要消火器を無償で引き取ることは適法です。これは他社消火器の交換、下取りにも適用されます。

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〈広域認定制度〉に関するご質問

Q1.
広域認定制度とはどんなものですか?
A.

平成15年12月1日施行の改正廃棄物処理法で設立された制度です。従来の廃棄物処理法では、廃棄物の収集、運搬およびリサイクルには、各自治体の許可が必要でした。そのため、リサイクルがなかなか進まない状況にありましたが、「広域認定制度」により、自治体の枠を超えたリサイクルが可能になりました。
不要消火器は、平成17年9月8日に「広域認定制度」の一般廃棄物の対象品目に加わりました。

Q2.
この制度で何が変わりましたか?
A.

消火器は、圧力容器であるために危険性を有し、構成部材に一般廃棄物と産業廃棄物が混在していることなどから、従来は「処理困難物」とされていました。そのために回収も進まず、放置された消火器による事故も起きていました。
現在では、メーカーごとの認可を取りまとめる形で、平成21年に一般社団法人日本消火器工業会が広域認定の認可を受け、不要消火器を広域的に回収・リサイクルすることができるようになりました。消火器の再資源化が推進され、不法投棄の防止や環境問題についても貢献できるようになりました。

Q3.
不要消火器の処理にマニフェストは必要ですか?
A.

モリタ宮田工業、また協力会社では、一般社団法人日本消火器工業会の広域認定で使用している「受取伝票」を発行しており、マニフェスト*の利用は特例として免除されています。「受取伝票」は、マニフェスト同様に5年間の保管が必要です。
*マニフェスト・・・排出事業者が産業廃棄物の処理を中間処理業者に委託するときに提示する、産業廃棄物の種類、数量、運搬業者名、処分業者名などを記入した書類

Q4.
不要消火器の処理委託契約は必要ですか?
A.

一般社団法人日本消火器工業会の広域認定で使用している「受取伝票」の裏面にある約款が処理委託契約書となっており、排出ごとに契約を結ぶ形となっています。

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〈消火器のリサイクル〉に関するご質問

Q1.
不要消火器はどうリサイクルされるのですか?
A.

回収された消火器本体は、材質ごと(鉄・アルミ・消火薬剤・樹脂・ゴム)に分解されます。鉄・アルミは、専門リサイクル業者がマテリアル再生原料として使用します。樹脂・ゴム類は、「廃プラスチック」として適正な産業廃棄物処理をおこないます。
消火薬剤は、従来「汚泥」として産業廃棄物とされていましたが、現在はリサイクル消火薬剤として使用しています。また、当社と研究機関との共同研究により、消火薬剤を改質することに日本で初めて成功し、一部は、肥料原料として再生利用し、自然に還元しています。
その結果、消火薬剤は100%に近いリサイクル率を達成しています。

Q2.
不要になった消火器の引き取りに費用はかかりますか?
A.

適正なリサイクルや安全運搬の確保のために、費用のご負担をお願いしております。
2010年製の消火器からリサイクル費用を前払いの形で負担していただき、リサイクルシールを消火器に貼付しております。
※リサイクルシールが貼付されていても、条件により、別途費用かかる場合があります。

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〈住宅用火災警報器〉に関するご質問

Q1-1.
住宅用火災警報器は設置しなければならないのですか?
A.

消防法にもとづき、新築・既存住宅ともに平成18年6月1日より設置が義務づけられました。
(東京都では、東京都条例により平成16年10月以降の新築物件に住宅用火災警報器の設置が義務化されています)

Q1-2.
住宅用火災警報器を設置しなかった場合、罰則はありますか?
A.

罰則規定はありません。住宅防火の基本はあくまで自己責任です。ただし、自治体などの行政機関では、設置していない住宅には行政指導(消防法第5条の火災予防措置命令)や、新築住宅の建築確認申請書を受けつけないなどの手段を講じるため、設置するのが原則です。

Q1-3.
住宅用火災警報器の設置場所は、壁、天井どちらでもいいのですか?
A.

壁面への住警器設置の有効性は実証されており、壁面、天井面のどちらに設置してもよいことになっています。

Q1-4.
台所への設置は義務づけられていないのですか?
A.

消防法では、寝室と、寝室に接する階段ないし廊下に設置が義務づけられています。
その他の部屋については、各自治体が条例によって定めています。
自治体によって、台所への設置を義務づけている自治体、努力義務にとどめている自治体などがあります。

Q1-5.
住宅用火災警報器はなぜ、熱を感知する「熱式」ではなく、煙を感知する「煙式」を使用するのですか?
A.

消防法による住宅用火災警報器の義務化の最大の目的は、住宅火災の早期発見と人命救出にあります。燻焼(くんしょう)火災の発生を初期段階で検出できるのは、煙で火災を早く感知できる「煙式」とされ、熱を感知する「熱式」では手遅れになるケースがあります。「熱式」は、台所など非火災報*の恐れのある場所のみ設置が認められています。
*非火災報・・・暖房による温度変化や調理の煙を火災ととらえて警報を発する現象。

Q2-1.
住宅用火災警報器の清掃はどうすればいいのですか?
A.

布に、水または石けん水を浸し、かたく絞ってから汚れを拭き取ってください。
※本体の内部に水などが浸入すると、故障の原因となりますので十分にご注意ください。
※中性洗剤・塩素系漂白剤・ベンジン・シンナーおよびアルコールは使用しないでください。

Q2-2.
定期点検は必要ですか?
A.

常に正常な状態を保つために、1カ月に1回程度の鳴動テスト(点検ボタンまたはヒモによる)をおすすめいたします。
※消防法では、定期点検は義務付けられておらず、努力義務となっています。

Q2-3.
住宅用火災警報器の寿命がきてしまったので、電池を交換したい。
A.

交換用の電池のご用意が、弊社及び製造元ではございませんので、恐れ入りますが本体毎の交換をお願いいたします。

Q3-1.
タバコの煙で、住宅用火災警報器が作動することはありますか?
A.

人体から排出されるタバコの煙は、体温と同程度の温度であるため、天井付近まではなかなか上昇しません。そのため、よほどの多人数が狭い室内で長時間吸いつづけるような場合をのぞき、タバコの煙で作動することはほとんどありません。
また、非火災報*を防止するために、住宅用火災警報器は一過性の煙には反応しにくくなっています。直接タバコの煙が吹きかかるような状況でも、それが一定時間、複数回つづいた場合にのみ作動します。
*非火災報…暖房による温度変化や調理の煙を火災ととらえて警報を発する現象。

Q3-2.
台所に設置した場合、調理などの煙で作動することがありますか?
A.

室内を閉め切った状態で、換気扇を作動させずに調理した場合、作動します。また、換気扇を作動させていても、取り付け位置が不適切、換気が不十分な場合にも、作動することもあります。

Q3-3.
どのくらいの煙が発生したとき、住宅用火災警報器は作動しますか?
A.

火災感知器でいう第二種の感度(減光率10%)と規定されています。条件によって異なりますが、天井周辺がうっすらと煙でおおわれた状態です。

Q3-4.
住宅用火災警報器に有効期限はあるのですか?
A.

有効期限は10年以内が目安となっており、製造メーカーの定める期限となっております。住宅用火災警報器の前面にある「交換期限シール」に記載されていますので、ご確認ください。

Q4-1.
住宅用火災警報器を廃棄する場合、どうすればいいのですか?
A.

お住まいの自治体が定める条例にしたがって廃棄してください。

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